梅仕事の季節、梅干しや梅酒づくりをされている方も
たくさんいらっしゃることと思います。
たくさんいらっしゃることと思います。
私も実家の母が毎年梅干しや梅酒、梅シロップ、甘露煮などを作っていまして、
いつもおすそ分けをいただくのですが、
今年はまずは初心者にも簡単にできそうな梅シロップを作ってみました。
今年はまずは初心者にも簡単にできそうな梅シロップを作ってみました。
できあがるのが楽しみです。
ところで、梅は、
昔から「体に良い」と言われてきた日本の伝統的な保存食ですが、
昔から「体に良い」と言われてきた日本の伝統的な保存食ですが、
具体的にはどんな効用があるのでしょうか?
この記事では、梅の栄養素と梅の中でも
特に「 梅干し」に期待できる健康効果についてまとめました。
特に「 梅干し」に期待できる健康効果についてまとめました。
豊富な有機酸が万能の元?栄養価も優良♪
梅干しを始め、梅は、ほんのり酸味が特徴の食材ですが、
栄養的に見ると有機酸が多く含まれています。
それらは、疲労回復などに有効なクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸など、
その他各種有機酸が豊富に含まれています。
タンパク質や、カルシウム、カリウム、リン、鉄などのミネラル(無機質)や、
ビタミンA・B1・B2・Cなども豊富に含まれており、
栄養価値は果物の中でも優れていると言えるでしょう。
次に見込まれる働きを紹介します。
成人病やガンの予防、多くの美容効果も♪
梅干の中には、ダイエット(脂肪燃焼効果)を期待できる成分 (バニリン)が含まれています。
胃がん予防
梅の中には、胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害
または抑制する効果のある物質が含まれています。
または抑制する効果のある物質が含まれています。
糖尿病予防
梅の中には、血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる酵素( α-グルコシダーゼ)の働きを効果的に阻害する成分が含まれています。
食中毒予防
昔から梅干しを食べると食あたりになりにくいという言い伝えがありますが、
梅干しが食中毒菌である「黄色ブドウ球菌(MRSA)」や
「病原性大腸菌(O-157)」といった食中毒菌の増殖を抑制する作用
(制菌作用)があり、食中毒を予防する働きがあることが証明されています。
梅干しが食中毒菌である「黄色ブドウ球菌(MRSA)」や
「病原性大腸菌(O-157)」といった食中毒菌の増殖を抑制する作用
(制菌作用)があり、食中毒を予防する働きがあることが証明されています。
動脈硬化の抑制
梅干しはアンギオテンシンⅡという血管収縮性作用のあるホルモンの働きを
調整し、血圧の上昇を抑え動脈硬化の発生を抑制する作用があります。
調整し、血圧の上昇を抑え動脈硬化の発生を抑制する作用があります。
また、血液中のコレステロールなどの脂質が増えると高脂血症になり、
血管内で血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を起こしますが、
梅干しを食べることにより血液の流れがなめらかになり、発症を予防します。
血管内で血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を起こしますが、
梅干しを食べることにより血液の流れがなめらかになり、発症を予防します。
血液浄化作用
ドロドロ血液の正体は血液中の脂質です。
これが血液中に多くなると高脂血症になり、ドロドロ血液になると言われています。
梅干し含まれるクエン酸は、ドロドロ血液の原因である酸性を中和させ、
血液をサラサラにします。
血液をサラサラにします。
抗酸化活性作用
活性酸素は癌や生活習慣病を引き起こす原因といわれていますが、
梅干しに含まれる梅リグナンには酸化反応を抑制する作用があり、
細胞や組織が酸化するのを防ぎます。
梅干しに含まれる梅リグナンには酸化反応を抑制する作用があり、
細胞や組織が酸化するのを防ぎます。
インフルエンザ予防
梅からインフルエンザウイルスの増殖を抑制する新規機能性化合物が発見されました。
疲労回復効果
梅干に含まれる「クエン酸」には、疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあります。
「梅干を食べると身体の調子が良い」という声をよく聞きますが、
これは「疲労を感じる物質を体内で作らない」ということなのです。
これは「疲労を感じる物質を体内で作らない」ということなのです。
食欲増進効果
梅干しを見たり、思い出したりするだけで、
口の中に唾液が広がったという人は多いと思います。
口の中に唾液が広がったという人は多いと思います。
梅の酸味が体内の消化器官を刺激し唾液など消化酵素の分泌を促し、
食欲を増進させるとともに消化を助けます。
食欲を増進させるとともに消化を助けます。
また、梅干しに誘発されて出る唾液の質はサラサラで、
口の中に残った食べかすや細菌を洗い流しやすく、虫歯予防にもなります。
口の中に残った食べかすや細菌を洗い流しやすく、虫歯予防にもなります。
虫歯予防
虫歯の原因となるのが、ミュータンスと呼ばれる球菌です。
梅干に含まれるクエン酸は、このミュータンスの活動を抑え、
虫歯を予防してくれます。
虫歯を予防してくれます。
砕いた梅干を、お湯に入れて口に含むだけで、
歯磨きと同じ効果をもたらしてくれます。
歯磨きと同じ効果をもたらしてくれます。
カルシウムの吸収促進
骨の材料であるカルシウムは水に溶けにくく吸収率の低い栄養素ですが、
クエン酸と一緒に摂取すると水溶性に変化し腸管からの吸収率がアップし、
骨の老化を予防します。
クエン酸と一緒に摂取すると水溶性に変化し腸管からの吸収率がアップし、
骨の老化を予防します。
ダイエット効果
クエン酸が豊富な梅干は、エネルギーを無駄なく変換でき、
余分な脂肪を作りません。
余分な脂肪を作りません。
また、食事をすることによる血糖値の上昇なども妨げますので、
ゆっくりと梅干を食べながら摂る食事は、ダイエットにも効果があるのです。
ゆっくりと梅干を食べながら摂る食事は、ダイエットにも効果があるのです。
高血圧化の抑制
梅には塩分があります。
高血圧を心配される方はどうしても塩分を敬遠がちですが、
梅に含まれる塩分と血圧の関係について調べたところ、
梅干は高血圧化を抑える働きがあることが明らかになりました。
高血圧を心配される方はどうしても塩分を敬遠がちですが、
梅に含まれる塩分と血圧の関係について調べたところ、
梅干は高血圧化を抑える働きがあることが明らかになりました。
鎮痛作用
「こめかみに梅干しを貼ると頭痛が治る」という言い伝えがありますが、
医学的に頭痛に梅干しは効きます。
医学的に頭痛に梅干しは効きます。
梅干しの香り成分ベンズアルデヒドには、痛みを鎮静・軽減する効果があります。
こめかみに貼らなくても、香りを嗅ぐだけで同じ効果は得られます。
改めてすごい食品だった!日本人の知恵の結晶 梅☆
ふむふむ 梅干しが身体によいことは知っていましたが、
こんなにもたくさんの効能が期待できるとは、改めてすごく優秀な保存食なのですね。
胃がんの原因 ピロリ菌も殺してくれるし、
肝機能も強化し血流を改善 血液がサラサラにもなるので、
血栓・動脈硬化などの予防にも効果大なんて、
成人病の予防にも効果的なのですね。
成人病の予防にも効果的なのですね。
ダイエットや美肌、老化防止 むくみ解消、
シミ・シワにも効果が期待できるなんて多くの女性の悩みの救世主ですね。
シミ・シワにも効果が期待できるなんて多くの女性の悩みの救世主ですね。
食中毒予防は有名ですが、インフルエンザ予防も期待できるのですね。
梅干しに誘発されて出る唾液のみでなく、
クエン酸が実際に虫歯を予防してくれるのですね。
クエン酸が実際に虫歯を予防してくれるのですね。
虫歯の予防、鎮痛作用など、本当に万能。
食べないなんてもったいない。
一日一粒の梅干しを毎日続けたら様々な病気の予防、
健康効果が期待できそうですね。
健康効果が期待できそうですね。
ただし、化学調味料や合成保存料たっぷりのものは、
梅本来の効果以外の影響を及ぼす可能性がありますので、
気をつけたいところですね。
無農薬、無添加のものを買うのもよいですが、なかなか手に入らないので、
自家製の無添加の梅干しが作れたら理想的なのでしょうね。
私も近い将来は母から作り方を習って、自分で作れるようになりたいと思います。