梅雨の時期、ジメジメ、カビが生えやすい季節ですね。
普段から気をつけていてもこの時期は、お風呂や水回りはカビが生えやすいもの。
そんな時に大活躍してくれる重曹とクエン酸。
重曹の方がよく知られているかもしれませんが、クエン酸は、重曹にはない洗浄作用がありますし、
二つを一緒に使うことで相乗効果が得られ、水回りなどピッカピカになります。
私もお掃除に重曹は使用していたのですが、
最近クエン酸と混ぜてお掃除したらピッカピカになり、感激しました。
それ以来、水回りには重曹とクエン酸を混ぜて使うのが定番になっています。
この記事では、重曹とクエン酸のそれぞれの性質やどんなお掃除に向いているのか、
二つを合わせた時の相乗効果、使う際の注意点についてまとめました。
重曹とクエン酸の違い

化学薬品ではなく自然派の洗浄剤として、主婦にはうれしい重曹とクエン酸。
洗浄剤としての重曹とクエン酸の違いを簡単にまとめてみました。
重曹はアルカリ性のため 油汚れや手垢を落とすのが得意であり、研磨効果もあるため、
お風呂などのカビをきれいに落としたい時にも活躍してくれます。
紅茶やお茶類の茶渋をとるのにも有効で、私は湯飲みやカップを洗うのにも日々利用しています。
以前は茶渋にはクレンザーを使っていましたが、クレンザーでは食器類を傷つけてしまいそうですが、
クレンザーより研磨作用はゆるやかな感じがしますので、もう長いこと重曹を使っています。
クエン酸はその名の通りで、酸性であり、
水の中のカルシウムが固まった水垢や石鹸カスをきれいに落としてくれます。
そして、さらに除菌効果があります。
重曹とクエン酸の相乗効果でお掃除力アップ♪
前の章でそれぞれの性質や向いているお掃除を紹介しましたが、
重曹で取れにくいカビを除去してから、
殺菌力の高いクエン酸を後追いとして使うと、抗菌作用が付加される上に、
重曹のアルカリ性を中和してくれるので、より完璧なお掃除が可能となります。
クエン酸と重曹を一緒に使うと発泡しますので、
この発泡作用を使って排水管を掃除することもできます。
危険なパイプ洗浄剤などと違って、この発泡ガスには毒性はありませんので
安心して使える点もポイント高いです。
クエン酸も重曹もお互いの領域を侵しませんので、使い分けすると、
大抵の汚れに対処できるかと思います。
お掃除の強い味方、重曹とクエン酸、この二つを上手く使い分けて
より快適に おうちもさらにキレイにしたいですね。
重曹、クエン酸を使用する時の注意点
お掃除の救世主重曹とクエン酸ですが、
使用する際に注意しなければならない点もありますので 確認しておきましょう。
重曹はアルミに使うと黒く変色させてしまいますので、
アルミの洗浄には使わないようにしましょう。
クエン酸は、鉄と大理石の洗浄には使えません。
酸ですから、鉄を錆びさせる原因になりますし、
大理石だと表面を溶かしてしまう場合があります。
以上の注意点を守って、日常のお掃除に重曹とクエン酸を上手に利用して
お家を常に気持ちの良い空間に保ちたいですね。