兵庫県の姫路セントラルパークで、3月19日に誕生したチーターの赤ちゃん。
そのうち一頭は珍しい「キングチーター」だったことで話題になっていましたね。
ゴールデンウィークから一般公開が始まっていて、
私も5月末に関西を訪れた時に実際に見てきましたが、とってもかわいかったです。
その時はまだ名前は決まっていませんでしたが、今では名前も決まったようですね。
オスの赤ちゃんはルーク君、メスの赤ちゃんはラムちゃん、
このまま二人ともすくすくと育ってほしいですね。
この記事では、キングチーターについてや
日本でキングチーターが見られる動物園情報、アクセスなどを紹介します。
キングチーターって何?
2018年3月19日 母親のリラ(7)と父親のピース(10)の間に
雌雄の双子が誕生しました。
雌の赤ちゃんは、珍しいキングチーターだったため注目が集まっています。
でも そもそも 「キングチーター」って どういうチーターなの?
通常のチーターの体には独特の斑点模様がありますが、キングチーターはその斑点がつながり、帯状となるのが特徴です。発見当初は別種とされていましたが、
遺伝的な研究によって両者は同種と判明し、
キングチーターはチーターの変異個体であることが明らかになりました。
キングチーターの体の模様に関する遺伝子は劣性遺伝子であり、両親双方からその遺伝子を受け継いで初めて2つの劣性遺伝子が対になり(ホモ接合)、
特徴のある模様が現れます。
世界では野生個体と飼育個体を合わせても、数十頭ほどしかいないという報告もあります。
出典;東京ズーネット
なるほど、斑点がつながって帯状になっている「しま模様」のチーターのことなのですね。
ネコのシマ模様が、ブロッチ(アメリカンショートヘアー)模様になるのと同じ原理
と言う説もあるそうで、美しい斑点が特徴のチーターが、しま模様なのは新鮮ですね。
そして、世界でも数十頭しかいない 超希少なチーターなのですね!
今回の姫路姫路セントラルパークでの雌の赤ちゃんは国内で5頭目だそうです。
一般公開は4月27日に始まり、通常の斑点模様のきょうだいとじゃれ合う姿が、
入園者の心を捉えているようです。
画像出典;姫路セントラルパーク
たしかに二頭とも とてもかわいくて、思わず笑顔になってしまいますね♡
私も5月末に実際に見てきましたが、とってもかわいかったです。
二人で追いかけっこをしていましたが、さすがチーター、スピードが速い、速い(笑)
こうして兄弟で遊びながら、いろいろなことを覚えていくのですね。
キングチーターが見られる動物園は?
国内で5頭目とういことですから、キングチーターが見られる動物園は
姫路セントラルパークの他にもあるのでしょうか?
調べてみたところ、多摩動物公園、アドベンチャーワールド、
秋吉台自然動物公園サファリランドでもキングチーターが飼育されているようです。
アドベンチャーワールド、秋吉台自然動物公園のキングチーターは
多摩動物公園から譲り受けたそうですので、
多摩動物公園では キングチーターがよく生まれているのですね。
昨年多摩動物公園を訪れた際には、チーターはチーター舎に帰った後で
残念ながら見ることができなかったのですが、実はキングチーターもいたのですね。
次回はキングチーターに会えることも楽しみにします。
ちなみにアドベンチャーワールドでは、
現在1頭のキングチーターが飼育されているそうですが、放し飼いのエリアにはいないので
通常のサファリバスのツアーでは見ることができず、
肉食獣の獣舎を訪れるバックヤードツアー
または、サファリ探検ツアーに申し込むことで見られるそうです。
多摩動物公園でも、日にちや時間帯によって公開されるチーターが異なるようですし
公開の状況はこれからも変わることがあると思いますので
確実に見たい! という方は、事前に確認をされることをおすすめします。
キングチーターがいる動物園のアクセス
キングチーターが飼育されている動物園のアクセスを以下に紹介します。
見に行かれる際の参考になりましたら 幸いです。
姫路セントラルパーク
〒679-2121 兵庫県姫路市豊富町神谷1434
TEL 079-264-1611
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多摩動物公園
〒191-0042 東京都日野市程久保7-1-1
電話 042-591-1611
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秋吉台自然動物公園サファリランド
住所 〒754-0302 山口県美祢市美東町赤1212
電話 08396-2-1000
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アドベンチャーワールド
住所 〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地
電話 0570-06-4481(代表)
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